長崎大学との共同研究プロジェクト「みらい協働デザイン」
このプロジェクトは、地域コミュニティの課題を、ICTツールを活用した新しいコミュニケーションのあり方によって解決できないかというテーマのもと進められています。
長崎大学が文理融合のテーマとして学域連携で本プロジェクトに取り組むこととなっています。経済学部(人文社会科学域)が真の課題を見つけ出し、情報データ科学部(総合生産科学域)がこの課題を解決する ICT を活用したシステムを試作し、試用してもらうことで地域の担い手不足の解消と地域コミュニティの活性化を目指します。
■■課題・背景■■
近年日本では人口減少の影響で、地域の人と人との繋がりの基本となる地域コミュニティを支える 多くの団体・組織(自治会、子供会、PTA など)の活動衰退が課題となっています。特に地方では、活動を支える人々が高齢化し、運営も一部の人々に負担がかかり、未加入者が加入するのを敬遠している状況です。
本プロジェクトでは、ICTの支援による負担軽減によって、働き盛り世代の地域コミュニティへの参画を促進し、地域コミュニティの担い手不足の解消と地域の活性化をめざします。
■■取り組み内容■■
コミュニケーションのあり方は、こちらのアイデアを一方通行で提案するのではなく、地域の声を汲み取り対話しながら、ともにデザインする。
そんな思いを込めて、プロジェクト名を〈みらい協働デザイン〉と名づけました。
つくるのわデザインは、対象となるモデル地域との協働・調整、アンケートやワークショップによる地域課題・ニーズ調査の実施・支援、ICTツールのコンセプト設計などを担当しています。
また、プロジェクトの過程をnoteで随時発信していきます。ぜひご覧ください。

発注者 :長崎大学
期 間 :2024年 ー
関連リンク:みらい協働デザインnoteアカウント