■■取組みレポート■■

行ってきました、沖縄!
というわけで今回のイベントでは、福岡・長崎・佐賀・沖縄などの九州各地より、ルールメイキングに関心のある教員・教育関係者・スタッフ約20名が集い、対面での講演・ディスカッション・懇親会が実現しました!

九州の先生たちによる「沖縄で集まりましょうよ!」の声をいただき、その波に乗ってオフラインイベントが開催できたことは、僕たちにとっても挑戦であり、学びの連続でした。

ゲストは、沖縄那覇の歓楽街・松山にて「夜間保育園ビリーブ・ハウス」を運営する比嘉麻里萌さん。
ワークショップも交えながら、子どもの頃の原体験、行動力で広げた価値観、沖縄県の那覇・松山(那覇の繁華街です)が抱える課題と現状、モンテッソーリ教育について、などなどたくさんお話しいただきました。
沖縄?なんで夜の保育園?モンテッソーリってたまに聞くけど何?
そう思った方は、ぜひ「夜間保育園ビリーブ・ハウス」の過去実施クラウドファンディングページをご覧ください!

さらに、「学校現場からの報告」と題して、現場でルールメイキングに取り組む教員の“リアルな声”を話題提供していただきました。

お話しいただいたのは、ルールメイキングを通して学校組織のあり方まで改革を推し進める沖縄県立本部高校の仲地校長。
お話を通して沖縄県の教育現場・校則の現状から課題までを知りながら、ルールメイキングに大切なスピード感やルールの変え方の設定など、本質的なエッセンスをぎゅっとまとめてお伝えいただきました。

 

Instagramにて、青春を送る高校生たちの様子が見られます!学校の背景を知りながら、これが生徒たちの生きる時間を肯定する結果なのだと思うと、胸が熱くなります…!

 

続いて、今回イベントの運営メンバーでもある、上智福岡中学・高等学校の田中先生、東明館中学・高等学校の林田先生のおふたり。
朝課外(0時間目)の存在や体育での集団行動など、管理教育の意識が強い独特な九州の校則あるあるのシェアから始まり…!
それぞれの現場ではどんな課題があり、どんなきっかけや背景があって、どこを目指しているのかを、教員の目線から熱く語っていただきました。

最後に、グループに分かれてディスカッションし、「子どもたちが生きやすい社会・学校にするためには?」というテーマで意見交換しました。

つくるのわデザインは、NPO法人カタリバが全国で展開している「みんなのルールメイキング」の九州地域パートナーを務めています。

ルールメイキングとは、生徒・教員・地域が対話を通じて校則の見直しを図る取り組みです。九州エリアでルールメイキングに取り組む学校・教員の個別訪問・ヒアリング、生徒向け・教員向けのイベント企画などを行なっています。

■「ルールメイキング九州エリア教員交流会 in 沖縄」
【日時】2025年2月23日(日)14時30分-17時30分
【会場】沖縄県立図書館 3階ホール
【主催】株式会社つくるのわデザイン 認定NPO法人カタリバ
【助成】公益財団法人 日本財団
【後援】沖縄県教育委員会

TOP